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検査・データの見方
普段飲んでいる方は飲みますが、検査のためにあえて飲むことは稀です。
検査の目的は「普段通りの睡眠状態」を見ることですので、いつも睡眠薬を飲んでいる方は、検査当日も普段通り飲んでいただきます(急にやめると逆に眠れなくなるため)。 一方、普段飲んでいない方に、検査の緊張をほぐすために睡眠薬を使うかどうかは医師の判断によります。薬の影響で筋肉が緩み、無呼吸が普段より悪く出る可能性があるため、慎重に判断されます。どうしても眠れる自信がない場合は事前に相談してください。
A. 材質によりますが、検査の妨げになるため外すのが原則です。
MRIは強力な磁気を使う検査です。マウスピースに金属(ワイヤーなど)が使われている場合、磁力で引っ張られたり、熱を持って火傷をしたり、画像が乱れたりする危険があるため、絶対に装着できません。 金属を使っていない樹脂製のものであっても、検査部位(頭部や首など)に近い場合は画像に影響する可能性があるため、検査前に外してケースに保管しておきましょう。
そもそも、無呼吸を改善させるマウスピースは、寝ている時だけ装着するので、起きた時には外します。
大歓迎です。客観的なデータとして診断の大きな助けになります。
いびきアプリで録音された音や、いびきの激しさを示すグラフ(スコア)は、問診だけでは分からない睡眠中の様子を伝えてくれる貴重な資料です。 特に、「明け方にいびきがひどい」「仰向けの時だけ音がする」といったパターンが分かれば、治療方針(圧力の調整など)を立てやすくなります。恥ずかしがらずに、ぜひスマホの画面を医師に見せてください。
傾向を知るには役立ちますが、医療機器ほどの精度はありません。
最近のスマートウォッチは性能が上がっていますが、手首の血流で測定するため、指先で測る医療用パルスオキシメーターに比べると、冷えや動きの影響を受けやすく誤差が出がちです。 「90%を切ることが頻繁にある」といった変化の傾向(トレンド)をつかむには非常に有用ですが、その数値だけで「重症だ」「軽症だ」と自己診断するのは危険です。あくまで「受診のきっかけ」として活用してください。
「5未満」が正常値ですが、治療目標は状況によります。
医学的な定義では、AHIが5未満になれば「正常範囲(無呼吸ではない状態)」とされます。CPAP治療の目標も、基本的にはAHIを5未満に維持し、いびきや眠気を消失させることです。 ただし、元々の重症度が非常に高い方(AHI 80など)の場合、5未満にならなくても、10以下程度まで下がれば十分なリスク低減効果があると判断し、そこをコントロール目標とすることもあります。
マスクの隙間から漏れている空気の量のことです。
CPAP装置は、毎晩のデータを記録しています。「リーク(Leak)」には、マスクの排気口からわざと逃がしている空気(正常なリーク)と、マスクがズレて隙間から漏れてしまった空気(意図しないリーク)の2種類があります。 データ上のリーク量が極端に多い場合(例えば20〜30L/分以上など)、空気が漏れすぎて圧力が気道にかかっておらず、治療効果が出ていない可能性があります。マスクのフィッティング調整が必要です。
保険適用のため、入院して精密検査(PSG)を行うのが一般的です。
日本の健康保険ルールでは、簡易検査の結果が「AHI 40以上」であれば即座にCPAP治療が可能ですが、「40未満」の場合は、たとえ症状があってもCPAPの保険適用が認められない(または医師の判断が難しい)ことがあります。 そのため、数値が「20〜39」のようなグレーゾーン(境界線)だった場合は、より精度の高い入院検査(PSG)を行い、「AHI 20以上」という確定診断を得てから治療に進むステップを踏むことが多いです。
また、簡易検査のAHIが15から20の場合も、PSG検査で精密に調べると20を超えることがあります。
厳密なデータはありませんが、簡易検査よりもPSG検査の方がやや値が高く出ることが多いです。それは、AHIは「無呼吸の回数÷睡眠時間」で算出します。
PSG検査は脳波を図って睡眠時間を算出しますが、簡易検査は装着開始してから起きるまでが睡眠時間となるため、AHIを算出する分母が大きくなるので値が小さく出やすいためです。
センサー装着前に済ませていただきます。
通常、PSG入院は午後に行います。夕食は病院食が出る場合と、済ませてから来院する場合とがあります。 お風呂やシャワーについては、頭や体に電極シールやクリームをつける必要があるため、「検査担当者がセンサーを取り付ける前」に必ず済ませていただきます。一度装着すると(夜20時〜21時頃以降)、翌朝検査が終わるまでシャワーは浴びられませんのでご注意ください。
