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Column

コラム

首が太い・短い人は注意が必要ですか?

A. 首が太く短い体型は、気道が圧迫されやすい特徴的なサインです。

首が太いということは、それだけ気道の周りに脂肪や筋肉がついていることを意味します。一般的に、男性では首周りが40cm以上、女性では35cm以上あるとリスクが高まると言われています。

また、首が短い方は解剖学的に気道が塞がりやすい傾向にあります。ラグビーや柔道などのスポーツ経験者で首が太い筋肉質の方も、脂肪が多い人と同様に、外側からの圧迫によって気道が狭くなりやすいため注意が必要です。

参考文献 (References)

1. 世界標準のスクリーニング基準(STOP-Bangテスト)

  • Chung F, et al. STOP-Bang Questionnaire: A Practical Approach to Screen for Obstructive Sleep Apnea. Chest. 2016.
    • 解説: 手術前の患者さんなどに、無呼吸のリスクがあるかを見分けるために世界中で使われている「STOP-Bang(ストップ・バン)問診票」というチェックリストがあります。
    • この項目の「N (Neck circumference)」において、「首周りが40cm以上」であることが、高リスクの重要な判定基準として採用されています。これがQ23の回答にある数値の根拠の一つです。

2. 「首の太さ」と「無呼吸」の相関関係を示した研究

  • Hoffstein V, Mateika S. Differences in neck circumference, BMI, and other predictors of sleep apnea. Chest. 1992.
    • 解説: 「体重(BMI)」よりも**「首の太さ(頸部周囲径)」の方が、睡眠時無呼吸症候群の重症度と強く関係している**ことを突き止めた、非常に有名な古典的研究です。
    • 全身が太っていなくても、首だけに脂肪がついている場合、仰向けになった時に気道を圧迫する力が強くなるため、リスクが高まることを医学的に証明しました。
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