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睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたら生命保険に加入できない?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたら生命保険に加入できない?保険における無呼吸の扱い

「健康診断で睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがあると言われたけれど、診断が確定したら生命保険に入れなくなるのでは?」 「将来のために医療保険を見直したいけれど、現在CPAP(シーパップ)治療中だと審査に落ちてしまう?」

ご自身のいびきや無呼吸に気づき、いざクリニックを受診しようとした際に、このような「保険加入への不安」が頭をよぎり、足踏みをしてしまう方は少なくありません。万が一の時の備えである生命保険や医療保険。持病があると加入が難しくなるイメージがありますが、SASの場合はどうなのでしょうか?

結論から申し上げますと、「睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されても、適切に治療を行っていれば生命保険や医療保険に加入できる可能性は十分にあります」。
今回は、神戸元町呼吸器内科・アレルギー科クリニック が、SASと生命保険の関係、告知の重要性、そして審査をスムーズに進めるためのポイントについて詳しく解説します。

[1]結論!睡眠時無呼吸症候群(SAS)でも生命保険には加入できる

多くの保険会社では、睡眠時無呼吸症候群(SAS)を「絶対に加入できない病気(謝絶疾患)」とは定めていません。
最も重要な判断基準となるのは、「現在、適切な治療を受けており、症状がコントロールされているか」という点です。 例えば、CPAP(シーパップ)療法などの治療 を継続しており、無呼吸の回数(AHI)が正常範囲内に改善し、日中の生活に支障が出ていない状態であれば、多くの場合は健康な方と同じ条件(標準体)で保険に加入することが可能です。

逆に、審査が厳しくなる、あるいは加入を断られてしまうのは「SASの疑いがあるのに放置している(未治療)」「治療を自己判断で中断してしまった」といったケースです。

[2]なぜ保険会社は「いびき・無呼吸」を厳しくチェックするのか?

では、なぜ保険会社はSASの治療状況を細かく確認するのでしょうか?それは、SASを放置した際の「合併症のリスク」が非常に高いからです。

寝ている間に呼吸が何度も止まるSASは、体を深刻な酸欠状態に陥らせます 。すると、脳は生命の危機を感じて交感神経を興奮させ、血圧や心拍数を急激に引き上げます 。 これを毎晩繰り返すことで血管や心臓に多大な負担がかかり、放置すれば高血圧、脳卒中、心筋梗塞といった命に関わる重大な疾患の発症リスクが跳ね上がります 。

保険会社は、将来の入院や死亡のリスクを統計に基づいて計算しています。「未治療のSAS患者=将来、心疾患や脳血管疾患で倒れる確率が高い」とみなされるため、治療をしていない状態での保険加入は非常に困難になるのです。

[3]絶対にNG!「告知義務違反」の恐ろしさ

「SASと診断されたら保険に入りにくくなるかもしれないから、黙っておこう」 このように考え、保険加入時の告知書に嘘の記載をすること(告知義務違反)は絶対にやってはいけません。

保険契約において、過去の病歴や現在の健康状態を正確に申告することは加入者の義務です。もしSASで通院・治療中であること(あるいは健康診断で要精密検査とされたこと)を隠して保険に加入できたとしても、後日いびきや無呼吸が原因で引き起こされた脳卒中などで倒れた場合、保険会社の調査が入ります。

そこで告知義務違反が発覚すると、「保険金や給付金が一切支払われない」「契約そのものが強制解除される」といった最悪の事態を招きます。いざという時に家族を守るための保険が、ただの紙切れになってしまうのです。必ずありのままの事実を正確に告知しましょう。

[4]審査を有利に進める!保険加入前にやっておくべきこと

SASの患者様が、希望する生命保険や医療保険の審査に通りやすくするためには、以下のポイントを押さえておくことが重要です。

● ① 専門の医療機関で適切な治療(CPAPなど)を開始する まずはクリニックを受診し、ご自身の重症度に合わせた治療(CPAP療法やマウスピースなど )をしっかりと開始してください。治療の開始が遅れるほど、合併症のリスクが高まり、保険加入の条件が悪くなる可能性があります。

● ② 継続的な通院実績を作る 「治療器をレンタルしただけ」ではなく、月に1回の定期的な通院を行い、「医師の指導のもとで真面目に治療に取り組んでいる」という実績を作ることが、保険会社からの信用に繋がります。

● ③ 客観的なデータ(AHIの改善)を用意する 保険の申し込み時には、CPAP機器等に記録されている「現在のAHI(無呼吸低呼吸指数)」などのデータや、医師の診断書の提出を求められることがあります。治療によって数値がしっかり改善していることをデータで証明できれば、審査において非常に有利に働きます。

万が一、通常の医療保険の審査に通らなかった場合でも、加入条件が緩やかな「引受基準緩和型保険」という選択肢も用意されていますので、諦める必要はありません。

[まとめ]適切な治療で、健康と将来の安心を手に入れよう

「保険に入りたいから、病院に行くのは後回しにしよう」という考えは、ご自身の命を危険に晒すだけでなく、結果的に保険加入への道も閉ざしてしまう間違った選択です。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、適切に治療をすれば日中の眠気が改善するだけでなく 、将来の重大な病気を防ぎ、保険加入の道も開ける「コントロール可能な病気」です。

神戸元町呼吸器内科・アレルギー科クリニック では、睡眠時無呼吸症候群の検査から、CPAP(シーパップ)療法などの治療 までをトータルでサポートしております。当院はJR・阪神「元町駅」からすぐの通いやすい立地にあり 、お忙しいビジネスパーソンの方でも無理なく通院を継続していただけます。

いびきや日中の眠気にお悩みの方、そして将来のライフプランに向けて不安を解消したい方は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。

◉睡眠時無呼吸症候群について、よくいただくご質問はこちらをご確認ください。
よくある質問

睡眠時無呼吸症候群についてさらに詳しい内容はこちらをご覧ください。
神戸元町呼吸器内科・アレルギークリニック

◉睡眠時無呼吸症候群に関する詳しい情報は 厚生労働省公式ページ をご参照ください。

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