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職業ドライバー必見!睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたら仕事や免許はどうなる?

職業ドライバー必見!睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたら仕事や免許はどうなる?

「最近、運転中に強い眠気を感じることがあるけれど、病院には行きたくない」 「もし睡眠時無呼吸症候群(SAS)と診断されたら、免許取り消しになって仕事を失うのではないか?」トラック、バス、タクシーなどの運輸業にお勤めの職業ドライバーの方にとって、「睡眠」や「いびき」の悩みは、ご自身のキャリアに直結する非常にデリケートな問題です。

会社で行われるSASのスクリーニング検査で引っかかってしまい、不安な日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、「SASと診断されたからといって、すぐに免許が取り消されたり、仕事をクビになったりするわけではありません」。むしろ、一番危険なのは「隠して放置すること」です。

今回は、神戸元町呼吸器内科・アレルギー科クリニックが、職業ドライバーの皆様に向けて、SAS診断後の仕事への影響と、安全に働き続けるための正しい対処法について解説します。

運転中に強い眠気を感じている男性ドライバー

1.「SAS=免許取り消し・失職」は大きな誤解です

ドライバーの皆様が最も恐れているのは、診断が下ることで運転免許の停止や取り消し処分を受け、仕事を失うことでしょう。
確かに、道路交通法では「重度の眠気の症状を呈する睡眠障害」は免許の拒否・取り消し等の対象になり得ると定められています。しかし、これはあくまで「未治療のまま放置し、安全な運転ができない状態」を指しています。

医療機関で適切に診断を受け、CPAP(シーパップ)などの治療をしっかりと継続し、「日中の強烈な眠気が改善され、安全に運転できる状態」が保たれていれば、運転免許が取り消されることは原則としてありません。 実際に、多くのプロドライバーがSASの治療を続けながら、毎日安全にハンドルを握り、第一線で活躍し続けています。

2.本当に怖いのは「治療せずに隠し続けること」

最も恐れるべきは、診断を恐れて受診を避け、未治療のまま運転を続けることです。
SASによる睡眠不足の状態は、「血中アルコール濃度が高い状態(酩酊状態)」と同程度の判断力低下を招くという研究データもあります 。 十分な睡眠をとっているつもりでも、脳は一晩中酸欠状態にあり、休まっていません。その結果、本人の意思とは無関係に、運転中など緊張感がある場面でも一瞬意識が飛んでしまう(マイクロスリープ)危険性があります 。

SAS患者の交通事故発生率は、健常者の約7倍とも言われています 。 万が一、未治療のSASが原因で重大な交通事故を起こしてしまった場合、被害者の命を奪うだけでなく、ご自身の社会的信用、会社からの信頼、そして大切な家族の生活すべてを失うことになりかねません。「隠すこと」こそが、キャリアにおいて最大のリスクなのです。

3.会社は「治療するドライバー」を応援する時代

近年、運輸業界全体でSASに対する意識は非常に高まっています。多くの企業が、従業員の健康と安全を守るため、定期的なSASスクリーニング検査を導入しています。

会社が求めているのは、「SASの社員を排除すること」ではなく、「リスクのある社員を早期に発見し、治療につなげて事故を未然に防ぐこと」です。 検査で要精密検査となった場合は、速やかに専門の医療機関を受診し、「しっかり治療を受けている」という実績を会社に報告することが、プロとしての責任であり、最も確実なキャリアの守り方です。

4.CPAP治療で「安全」と「快適な睡眠」を取り戻す

SASの治療が必要と診断された場合、最も一般的で効果的なのが「CPAP(シーパップ)療法」です 。 寝ている間に鼻からマスクで空気を送り込み、塞がった気道を広げることで、無呼吸を根本から防ぎます 。

CPAP治療を始めると、その効果はすぐに実感できることが多く、多くの患者さんが治療を始めた翌日から「世界が変わったように頭がスッキリした」「昼間の眠気がなくなった」とその効果を実感されています 。 日中のクリアな頭と集中力を取り戻すことで、運転の安全性はもちろん、荷下ろしや確認作業などの業務効率も格段に向上します。

「毎月病院に通うのは大変」と思われるかもしれませんが、当院では患者様のスケジュールに合わせたスムーズな診療を心がけており、お仕事の負担にならないようサポートいたします。

まとめ:あなたの命と仕事を守るために、まずは検査を

「もしかして自分もSASかもしれない」と思われた方は、まずは専門の医療機関で検査を受けることが解決への第一歩です 。 当院では、自宅で簡単に行える「簡易検査」を実施しています 。専用の機器をご自宅でお渡し(または郵送)し、いつも通り寝ている間の呼吸状態を測定するものです 。入院の必要はなく、お仕事が忙しいドライバーの方でも負担なく検査が可能です 。

神戸元町呼吸器内科アレルギークリニックは、働くドライバーの皆様の健康と安全なキャリアを医療の面から全力でバックアップいたします。不安なことがあれば、一人で抱え込まずにぜひお気軽にご相談ください。

◉睡眠時無呼吸症候群について、よくいただくご質問はこちらをご確認ください。
よくある質問

睡眠時無呼吸症候群についてさらに詳しい内容はこちらをご覧ください。
神戸元町呼吸器内科・アレルギークリニック

◉睡眠時無呼吸症候群に関する詳しい情報は 厚生労働省公式ページ をご参照ください。

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