睡眠時無呼吸症候群の検査は痛くない!入院が必要?検査の流れと費用
睡眠時無呼吸症候群の検査は痛くない!入院が必要?検査の流れと費用を解説
「いびきが気になっているけれど、検査って何をするの?」 「入院しないといけないなら、仕事が休めないし困るな…」 「費用が高そう…」
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の疑いがある方でも、検査に対する不安や疑問から、受診をためらってしまうケースは少なくありません。胃カメラや採血のように、「痛い・苦しい」イメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、SASの検査は「痛みゼロ」で、しかも「自宅で、寝ている間」に終わるものがほとんどです。
今回は、神戸元町呼吸器内科・アレルギー科クリニックが、受診の前に知っておきたい検査の流れや費用について、分かりやすく解説します。
1. 検査は「痛くない」し「入院も不要」です
まず、一番の不安である「痛み」と「入院」についてお答えします。
当院で行う最初の検査(簡易検査)は、痛みは全くありません。 注射針を刺したり、体にメスを入れたりすることは一切ありません。 そして、入院の必要もありません。 普段通りご自宅で寝ていただく検査ですので、お仕事を休むことなく受けていただけます。
行うことは、「専用のセンサーを手の指や鼻につけて寝る」だけです。 絆創膏を貼るような感覚で装着できるため、痛がりな方でも安心です。
2. 検査の流れ(初診〜結果まで)
一般的な「簡易検査(アプノモニター)」の流れをご紹介します。
ステップ1:受診・問診
まずはWEBやお電話で予約を取り、来院してください。 問診で睡眠状況や昼間の眠気について伺い、SASの疑いがある場合、検査機器の手配を行います。 (※機器の在庫状況によっては、その場でお渡しできる場合と、後日ご自宅へ郵送する場合があります)
ステップ2:自宅で検査(一晩寝るだけ)
就寝前に、手のひらサイズの小さな機械をパジャマの胸ポケットに入れたり、バンドで固定したりします。そして、鼻(呼吸センサー)と指(酸素濃度センサー)にコードをつなぎます。 あとはスイッチを入れて、いつも通り寝るだけです。

ステップ3:機器の返却・解析
翌朝、起きたら機器を外します。 機器をクリニックに返却(または郵送で返送)していただき、記録されたデータを医師が解析します。
ステップ4:結果説明
後日、再び来院していただき、検査結果をお伝えします。 ・AHI(無呼吸低呼吸指数):1時間あたり何回呼吸が止まったか ・SpO2(酸素飽和度):酸素濃度がどれくらい下がったか などのデータをもとに、治療が必要かどうかを診断します。
3. 気になる「費用」はどれくらい?
睡眠時無呼吸症候群の検査は、健康保険が適用されます。 (以下は3割負担の方の目安です。初診料などは別途かかります)
① 簡易検査(自宅で行うスクリーニング検査)
費用目安:約2,700円 〜3,000円程度
ほとんどの方が、まずこの検査を受けます。 この検査で「重症(AHIが40以上など)」と診断された場合は、そのまま治療(CPAP療法)へ進むことができます。
② 精密検査(PSG検査)
費用目安:約10,000円 〜(入院なしの場合) / 入院の場合は数万円
簡易検査だけでは診断が確定できない場合(グレーゾーンの場合)に行う、より詳しい検査です。脳波なども測定します。 昔は入院必須でしたが、最近ではご自宅で実施できる在宅PSG検査や、専門機関と連携して行う場合もあります。
4. 検査の結果、「治療」が必要になったら?
検査の結果、治療が必要(主にCPAP療法)となった場合の費用感もお伝えしておきます。
CPAP治療も保険適用となります。 機器は購入するのではなく「レンタル」するのが一般的です。 毎月の通院費・機器レンタル代込みで、月額 約4,500円 〜 5,000円(3割負担) 程度です。
「月5,000円」と聞くと安くはないかもしれませんが、将来の脳卒中や心筋梗塞による入院費、あるいは事故のリスク、そして何より「日中のパフォーマンス向上」を考えれば、決して高い投資ではないと考える患者様が多いです。
まとめ:健康診断のような感覚で、気軽にご相談を
「検査」と身構えずに、まずは「自分の睡眠状態を知るための健康診断」くらいの軽い気持ちで受診してください。
・痛くない ・自宅でできる ・保険がきく
これがSAS検査の3つの特徴です。
神戸元町呼吸器内科・アレルギー科クリニックは、お忙しい方でもスムーズに検査を受けていただける体制を整えています。 JR・阪神「元町駅」からすぐ。お仕事帰りに、まずは問診だけでも受けてみませんか?
参考文献
・日本呼吸器学会「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」
・厚生労働省 e-ヘルスネット「睡眠時無呼吸症候群の検査・診断」
・社会保険診療報酬点数表(令和6年度版)
睡眠時無呼吸症候群について、よくいただくご質問はこちらをご確認ください。
→よくある質問
睡眠時無呼吸症候群についてさらに詳しい内容はこちらをご覧ください。
→神戸元町呼吸器内科・アレルギークリニック
→ 睡眠時無呼吸症候群に関する詳しい情報は 厚生労働省公式ページ をご参照ください。
